ブログ|志木駅の歯科・歯医者【しまむら歯科医院】

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入れ歯安定材

2006年1月19日

ここ数日、入れ歯安定材について聞かれる事が多かったので、少し書いてみます。
しかし、このブログを見てくれる様な方々には、年齢的にも義歯を使っている方は少ないでしょうね?
最近では、チューブタイプからシートタイプまで、色々な種類が発売されています。当院がお勧めするものは・・・ありません応急的に使う以外は、早く新しい義歯を作りましょう
大抵の場合、入れ歯(=義歯)がゆるくなって来ると使い始めるのでしょうが、CM等で良さそうだから使い始めてしまうケースもあるみたいです。確かに、粘着力があるものですから、義歯が外れ難くなります。しかし、歯茎と義歯の間に安定材が入る事によって、歯茎の形が変わってしまいます。毎日、同じように安定材を入れる事は不可能なので、使えば使う程、義歯は合わなくなってしまいます。また、咬み合せの高さも変わります。高くなる分、下の顎が後に下がった状態になります。顎関節は、単純な蝶番ではありません。暫く使って、それでも合わなくなってから歯科に受診する頃・・・正しい位置で咬めなくなっている場合が、かなりのケースで見られます。そこで、新しい義歯を作る・・・出来ませんまず、正しい位置で咬めるようにしてからでないと、新しい義歯は作れません。ヒドイ事になる前に、受診しましょう
当院では通常、旧義歯を使って、正しい位置で咬める様にしてから、新しい義歯を作ります。壊れた義歯は、時間のある限りその場で治します。そのために、人工歯もストックしています。よく、割れた義歯を瞬間接着剤で付けてから来院される方がいらっしゃいますが、治せなくなるのでそのまま持って来て下さいね
(以上の説明は、あくまでも当院の考え方なので、他の歯科医院さんや安定材のメーカーさんを誹謗中傷するつもりはありません